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対談2 オンワード樫山USA:村上潤社長

今回は、オンワード樫山USAの村上潤社長兼CEO(最高経営責任者)との対談記事です。オンワード樫山USAは、ニューヨークでオーダーメイドのスーツの製造販売を展開しています。なんと最短 10日間で、オーダーメイドスーツが 300ドルから作れるとのことです!このような革新的なサービスを提供する村上社長とはどんな方なのか、本記事でご紹介いたします。


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1. アメリカに進出して、一番うれしかったことは何ですか?

世界で最も大きく、且つ最も多くのイノベーションが生まれるマーケットで、ビジネスができること。 


2. 「アメリカだからできること、アメリカでしかできないこと」があるとしたら、それは何ですか?

世界中からグローバルプレーヤーが集まるので、そのような企業や人物と身近に交流する機会が増えること。


3. アメリカでの

ビジネスの難しさ、面白さ、またはスゴイと感じることは、なんですか?

スタートアップ企業は、収益内容に関わらず、事業内容にポテンシャルがあれば、十分な資金調達ができ、赤字でも大胆に成長できること。そして結果的には黒字化すること。


4. 仕事をするうえで、大切にしていることはなんですか?

自らの意識で、前向きに楽しく仕事できるようにすること。


5. 今回のコロナ危機をどのように捉えていますか?

歴史・伝統はあるが、変革に弱く成長が鈍化している会社がイノベーションを実現するチャンス。


6. (ビジネスとして)このような厳しい環境だからこそ、チャレンジしたいことや、やってみたいことはありますか?

ファッション以外のライフスタイル事業


7. (個人として)最近はまっていること、今年やってみたいことはありますか?

最近になってキンドルを使うようになりましたが、とても使い勝手がよいので

読書する機会が増えました。

今年やりたいのは、4歳の娘とサッカーです。


8. 世界中の人全員が必ず見る「看板」があるとしたら、そこにどんなメッセージを書きますか?

ブランドのキャッチコピー!

Every KASHIYAMA garment is crafted with 90 years of fashion heritage—with suits from $300. Made to measure suits in as few as 10 days.


<内藤のコメント>

村上社長、ありがとうございました!アメリカでビジネスを展開する熱意を感じます。コロナ禍だろうと、どんな状況でも、村上社長ならピンチをチャンスに変えてしまう。そんな「勢い」が村上社長にはあります。僕も一緒に仕事をさせていただいて、いつもその姿勢には学ぶものがあります。今後も、村上社長の活躍から目が離せません。

ちなみに、先日、僕もオンワード樫山USAさんで、スーツを仕立ててもらいました!その様子は写真付きで、レポート記事1レポート記事2に掲載しましたので、ぜひご覧ください。

オンワード樫山USAさんとは、近々「今さら聞けないスーツのマナー」などについて、企画を考えています。詳細は後日、こちらのサイトにアップいたしますので、お楽しみに!

<村上潤社長のプロフィール>

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1977年生まれ、横浜市出身。2001年早稲田大学商学部卒業後、オンワード樫山に入社し、マーチャンダイザーとしてレディスウェアの商品企画に携わる。2008年より2年間香港に駐在。2010 年にシンガポールの現地法人を立ち上げ、7年間社長を務める。2017年3月より現職。


この記事に関する質問は、hnaito@mosessinger.comまで、日本語でお気軽にお問い合わせください。なお、本記事は執筆時の情報に基づいており、現在とは異なる場合があることを、予めご了承ください。最新コンテンツやアップデート情報などをいち早くご希望される場合は、ニュースレターへの登録をお願いいたします。



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